2012年7月 のアーカイブ

診察予約について

2012年7月24日 火曜日

今日からまた暑くなるそうですね。獣医師の小野寺です、おはようございます。

 

今回は当院の診察予約について書きたいと思います。

 

当院では予約優先制を採用しており、当日までにご予約していただいている場合は優先的に診察させていただいています。

完全予約制ではありませんので予約なしで来院していただいていても構いませんし当日にお電話いただいても構いません。

当日お電話を頂いた場合には一番混んでいなさそうな時間を案内させていただきます。

当日予約の場合でも、予約完了として診察させていただいています。

直接ご来院の場合でも極力早く診察させていただきますが、ご予約の飼主様がいらっしゃる場合には大分お待たせしてしまうこともありえます。

基本的には予約して下さった方を先に診察させていただき、既に診察している場合には診察中の飼主の方を優先して診察していきたいと考えております。

いずれの場合でも可能な限り速やかに診察させていただこうと思っておりますので、ご理解の程よろしくお願いいたします。

 

小野寺動物病院 院長 小野寺史也

体脂肪測定・皮膚CCD撮影・血圧測定が可能です。

2012年7月17日 火曜日

当院では通常身体検査時に

・体脂肪率測定

・皮膚CCD撮影(角質や毛根のチェック)

・自動内のPCモニターによる肉眼所見の確認

・非観血的血圧測定

…が可能です。

健康診断に併せて測定してみてはいかがでしょうか?

特に体脂肪率は小さな機械でありながら医療機器による結果とほぼ同じ結果が出ます。

(小野寺自身の数値のみですが)

肥満かどうかの判断に有効ですのでご活用下さい。

 

ただし、僕が考える動物の適性脂肪率は花王が出しているものとやや異なります。お渡しする表にも書いてありますが四肢関節・背骨に問題がない子が目指すのは「やや肥満」ですのでお間違いの内容にお願い致します。

 

小野寺動物病院 院長 小野寺史也

お耳の治療について

2012年7月17日 火曜日

すっかり真夏の様相の毎日ですね。ジェルマットの快適性に驚いている獣医師の小野寺です、おはようございます。

さて、本日のちょい話のお題は「耳の治療について」です。

耳の疾患はたくさんありますが最も多いのは「外耳炎」でしょう。

 

外耳炎はその20%以上に中耳炎を併発している可能性があるため、程度がひどい場合には炎症が波及することで内耳症状(前庭疾患症状、内耳炎、頭部傾斜、眼振、頭部捻転傾斜など)が引き起こされる場合があります。

特別なことのない限りは通常炎症は外耳から発生する場合がほとんどで、原因としては細菌性・マラセチア性・アレルギー性・薬剤性など様々です。

高温多湿のこの時期に多いのは急性マラセチア性外耳炎で、水分の外耳内の残存、汚水の侵入等によって起こります。立ち耳よりも垂れ耳の動物に重篤化する症例が見られ、片側の子もいれば両側の子もいます。私見ですが横になって寝る子の下側が悪くなりやすいような気がします。(これはあくまで私見です。調査によれば立ち耳と垂れ耳に差はないとのことです)

 

2~3週間の治療で軽快もしくは回復しない場合は難治性と呼ばれます。この場合原因としては

・慢性炎症により耳道壁の肥厚が進み、耳道が細くなってしまっている。

・疾患の根底にアレルギーがあり、耳道の治療では原因の除去にならない。

・耳道内に異物(汚れの塊・腫瘍)が残っているため、洗浄しても汚れを磨いているだけになっている。

…などが考えられます。

 

外耳炎の治療の基本は「耳道内の環境を正常化する」ことです。

手順の基本は

1.観察・現状把握

2.原因究明

3.状態の確認

4.処置・治療

5.経過の確認と方向修正 …となります。(範囲が広いため曖昧な記載しかできずに申し訳ありません)

 

具体的には耳の洗浄・消毒を行い、同時に原因菌の確認を行います。必要であれば薬剤感受性試験を行います。薬液を注入し1週後に確認します。自動が清潔で薬液が残っているようでしたら薬液除去後に同じ薬液を注入して次は2週後に診察します。これを繰り返してき8週間開けても清潔であれば完治として以降は経過観察としています。

ですので最短で初診当日・1週後・3週後・7週後・15週後の5回は確認が必要です。

 

よろしくお願いいたします。

 

 

小野寺動物病院 院長 小野寺史也

熱中症にご注意ください!2

2012年7月13日 金曜日

本格的な暑さになってきて、すっかり短パン以外履かなくなった院長・小野寺です。

こんにちは。

 

本日は熱中症の対策について細かく書こうと思います。

熱中症の原因は当然のことながら「暑い環境に長時間いた」ことです。この「暑い環境」には

・夏季日中の散歩

・夏季日没後の散歩

・夏季日中の閉めきった室内 などが挙げられます。

 

イヌの熱中症予防について

・日中の散歩は避ける。むしろ、しないでもストレスが溜まらないようでしたらしない方が安全です。

・日没直後は、まだ地面が熱を持っていることが多いので、人の体感温度ではなく実際に地面に触れて温度を確かめてみるのも有効です。

・毛を刈ったことで体は涼しくなりやすいですが、直射日光により体温は上がりやすくなっています。日陰を選ぶか、早朝の散歩をおすすめします。

・水分補給は十分に行い、お持ちでしたら経口電解質補給液を与えてください。

・散歩中に霧吹きなどで体を濡らしてあげるのも有効です。

・フレンチブルドッグ・チン・ボストンテリアなどの短頭種は特に熱中症のリスクが高い犬種です。ご留意ください。

 

ネコの熱中症予防について

・日中は温度調節のしてある部屋で過ごすようにし、部屋間での移動が可能なようにドアを少し開けるかキャットゲートの設置をおすすめします。

・車中での熱中症もありえますので移動中もご注意ください。

 

脱力・虚脱・元気消失・食欲低下などが見られ、明らかに体温が高い場合は体を冷やすように全身を濡れたタオルでくるむか腋窩部(脇の下)、内股部にタオルに包んだ保冷剤などを当てて、少しでも早く病院にいらしてください。

 

小野寺動物病院 院長 小野寺史也

ワクチネーションプログラムについて

2012年7月8日 日曜日

おはようございます。今日はワクチンについて書こうと思います。

 

ワクチンを摂取する頻度・日にち・回数を決定して予定通りに接種していくことをワクチネーションプログラムと良います。

当院のプログラムは基本的にWSAVA(世界小動物獣医師会)の推奨するもの(PDF)に則っています。

 

全文の前にエッセンスだけ書きますね。

 

●混合ワクチンは生後4ヶ月まで接種する。ただし場合によっては3ヶ月までで良しとする。

●3もしくは4ヶ月目の混合ワクチンの1年後にワクチン接種をする。

●1年後のワクチン接種の後は3年毎にする。

●犬の場合、狂犬病ワクチン接種と登録を毎年行うことが、法律に定められた義務である。

 

…です。いかに詳しい話を書いていきますね♪

 

◯当院のワクチネーションプログラムについて

○ワンちゃんの場合:午前中に来院、接種してください。
接種日推奨日齢は生後50日目、90日目、120日目です。

犬の場合、90日でのワクチン接種では有効率が70%位ですので120日でのワクチン接種をおすすめしています。

当院でおすすめしているワクチンは共立製薬のキャニバック5です。5種以上のワクチンは通常備蓄していませんのでご希望の際は事前にご連絡下さい。

初年度の最後のワクチンから1年後に、再度ワクチン接種の必要があります。ただ1年目のワクチンを接種した後からは当院では3年に1回のワクチン接種を推奨しています。詳しくはご質問下さい。

 

○ネコちゃんの場合:午前中に来院、接種してください。

接種日推奨日齢は生後60日目、90日目、120日目にワクチン接種を行います。

猫の場合、90日でのワクチン接種で有効率は80%位ですので完全屋内飼い、他の動物との接触がない場合には90日で終了とする場合があります。

当院でおすすめしているワクチンは共立製薬のフェリバック3です。3種以上の(以下略)

 

ただし、ネコちゃんが家族になる理由の2番目は拾得ですので、拾得した場合は早めの接種をおすすめするとともに、いるのであれば先住のネコちゃんへの接種もおすすめします。

初年度の最後のワクチンから1年後に、再度ワクチン接種の必要があります。ただ1年目のワクチンを接種した後からは当院では3年に1回のワクチン接種を推奨しています。詳しくはご質問下さい。

 

新しい子を導入する場合には伝染病の確認が必須ですので、接触させる前に病院にご相談下さい。

以前にワクチンによる副反応(副作用)が出た子に関しては、ワクチン接種前に薬を注射することで副反応を弱めることが可能である場合があります。

ワクチン接種前の注射につきましては事前にご相談いただくか、早い時間に来院されてください。

 

よろしくお願いいたします。

 

小野寺動物病院 院長 小野寺史也