2012年8月 のアーカイブ

残暑が厳しいこの頃です。

2012年8月29日 水曜日

暦の上では夏を過ぎ、セミの鳴き声もまばらになってきたこの頃いかがお過ごしでしょうか?
獣医師の小野寺です、おはようございます。

さて、厳しい日差しも風に緩むこの頃ですがアスファルトの上の気温は相変わらず人の体感気温よりも5度ぐらい高くなっています。
日射病と違い熱中症は日に当たらなくとも起きますので依然としてご注意いただくようお願いいたします。

ただ最近感じるのは、暑い場所にい続けると手足が楽だということです。手や足に分布する毛細血管には熱を逃がす役割がありますが、毛細血管が広がっていると熱は逃げ、逆に縮んでいると熱を中心(体幹)に集める役割を持ちます。ここで重要なのは収縮するには血管周囲の筋肉が縮み、緩む時には収縮した筋肉の緊張がほぐれるだけ、ということです。
要は収縮するときには瞬時に反応しますがほぐれる時には時間がかかるということです。

しばらく暖かい(・・・というか暑い)ところにいてからならばともかく、涼しい場所→暑い場所→涼しい場所と素早く移動すると筋肉は弛緩し切る前に再び収縮することとなり、結果いわゆる冷え性の状態や爪先・指先の痺れとして認識されます。

意識していない場合でしたら問題ないかと思いますが、自分は爪先の痺れを気にしていたのですが逢着せずに湯船に浸かったり外を散歩するようにしたら気にならなくなりました。もし冷房症候群(クーラー病)が見られる方には湯船の浸漬と散歩やマラソンをお勧めします。

それでは失礼致します。

 

小野寺動物病院 小野寺史也

国際グラフに掲載されました。

2012年8月26日 日曜日

国際グラフに掲載されたので、ご紹介いたします。

取材にはプロレスラーで、元参議院議員の大仁田さんがみえられました。

肋骨を数本折っていらっしゃるにもかかわらず、とても快活な方だと感じました。

どうぞ、ご覧下さい。 (さらに…)

動物の一時預かりについて

2012年8月7日 火曜日

当院では飼主の方の希望による一時預かりが可能です。

ただし、健康な動物である場合は極力他の動物宿泊施設のご利用をお願いしております。

 

理由としては

●病気の動物が隣に入院する可能性が0ではない。

●診察状況によって十分な散歩やコミニュケーションが出来ない場合がある。

●一時預かり動物により、入院動物の体調に変化がある可能性が0ではない

 

などです。

当院には隔離室がありますので一時預かり動物と入院動物の部屋を話すことは簡易なのですがそれでもリスクは少ないに越したことがありません。

普通に暮らしている動物が行く可能性がある、リスクの高い場所は山林と動物病院でしょう。

 

預かり料金は半日1750円で半日単位での計算になります。
食餌をご持参いただいた場合でも半日1750円でのお預かりになります。
また、完全自然食(馬肉主体)をご希望された場合には半日2000円でのお預かりになります。
ご飯給餌なしのお預かりの場合半日1500円にてお預かりしています。

上記の金額はネコちゃん及び7kgまでのワンちゃんの場合で、7kg以上の場合は半日2000円、15kg以上の場合は半日2250円でのお預かりとなります。

半日計算ですのである日の午後にお預けになって翌日午前のお迎えで1日分ということになります。
ご不明な点などありましたら当院に電話にてお訪ねいただくかメールで質問して下さい。

よろしくお願いいたします。

 

小野寺動物病院 院長 小野寺史也

耳を痒がったりしていませんか?

2012年8月7日 火曜日

暑い日が続いていますが飼主の方もワンちゃんネコちゃんも体調を崩されていませんか?
全国的な省エネ・エコの雰囲気ですが体調を壊してしまっては元の木阿弥です。不要な暑さに晒さないように注意して下さい。
獣医師の小野寺です、こんにちは。

8月4,5,6は地元の佃にあります住吉神社の例大祭でした。佃で生まれ育って32年、実は今までちゃんとお祭りを見ることはできませんでした。4年前墨田区の病院に勤めていましたし、8年前は国家試験を終えて病院勤務を始めたばかりの頃、12年前は課題が忙しくて成人式にも出なかった思い出があります。今年からは毎回見られるのがとても嬉しいです!

さて、ムシムシジメジメした日本の夏に増える疾患にはワンちゃんの外耳炎が挙げられます。高温多湿な環境では雑菌よりも真菌(カビ)が繁殖しやすく、特にマラセチアというカビの繁殖によるマラセチア性外耳炎が増える時期です。
マラセチアが繁殖すると黒茶の耳垢が外耳や耳介に見られるとともに耳をかく動作が認められます。耳をかく動作とは後ろ足で耳周囲を引っ掻いたり、床やカーペットに耳をこすりつけたり、飼主の方に耳を摺り寄せたりすることです。

もちろんなんでもなくただ気になったから、ということもありえますが垂れ耳の子の場合は耳をめくって耳垢が溜まっていないか、臭いにおいがしないかを確認してあげて下さい。独特な甘い匂いがした場合はマラセチアの繁殖が疑われます。(僕はこの匂いを勝手に砂糖味噌の匂いと読んでいます。食物に例えるのが不快でしたら申し訳ありません(汗))

また、シャンプーやトリミングの時に耳の処置をしてもらっている場合、見える範囲には汚れが確認できない場合もあります。そんな時にも「匂いを嗅ぐ」というのは有効な検査ですのでスキンシップとともにしてあげて下さい。(このように人の五感を使った検査を官能検査といいます。蛇足です。)

立ち耳のワンちゃんでもマラセチア性外耳炎の可能性はもちろんありますので注意してあげて下さい。もしも異常を認めた時には病院にいらして下さい。
治療の手順としては掻痒の解消・炎症の減退→汚れが多い場合には洗浄、少ない場合には酵素剤での清浄化→点耳薬による自宅でのケア・・・が多いです。もちろん炎症の程度や状態によって治療方法をこちらで選択しますので安心してお連れになって下さい。

それでは暑さに注意しつつ過ごして行きましょう!

 

小野寺動物病院 院長 小野寺史也