2012年10月 のアーカイブ

朝夕冷え込んで参りました。

2012年10月28日 日曜日

とうとう我慢できずに冬用布団を引っ張りだした小野寺です。こんにちは。

大分朝晩の冷え込みが厳しくなり、皆様におかれましては風邪など引いていませんでしょうか?空気の乾燥も日を追って厳しくなって来ましたのでご注意下さい。

さて、前回ともかぶりますが冬の乾燥してくる時期に多くなってくるのがウイルス性感染症です。容易に感染するものとして犬の伝染性喉頭気管炎、猫のウイルス性伝染性鼻炎が挙げられます。寒冷刺激(冷たい空気の吸入)によってクシャミや咳、鼻水、流涙、食欲不振が症状としてはあり、猫の場合は軽度のクシャミが咳にように認められる場合があります。
気になる症状などがありましたらご相談下さい。

冬に症状が悪化するのは呼吸器疾患だけではなく、血圧が変動(多くは末梢毛細血管の収縮に伴う血圧上昇)するために増悪するのが循環器疾患です。特に現在心臓のお薬を1種もしくは2種しか飲んでいない動物において急激な症状増悪が認められる傾向にある印象を受けます。
寒い時期のいきなりの外出を控える、防寒対策を取る、部屋の防寒対策を取るなど血圧の急激な上昇を誘引しないよう気をつけていただきたいと思います。

動物の体調・状態に合わせた生活を心がけてあげるようお願いいたします。

 

小野寺動物病院 院長 小野寺史也

すっかり秋めいてきましたねー。

2012年10月8日 月曜日

寝苦しい夜も少なくなり、虫の音が大きくなって来ましたね。
夜も長く感じる季節になってきました。

皆さん風邪など召されていないでしょうか?
空気が乾燥し始め、気温が低くなってくると共に増加傾向になってくるのがウイルス性上部気管炎です。猫ではくしゃみ、イヌでは咳として症状が見られる疾患群ですが各々別の種類のウイルスによる感染性疾患だと考えられています。軽度のものであればネブライザーや抗生物質(もちろんウイルスには効果はありませんが二次感染した細菌には効果があります)、鎮咳剤(生活の質を低下させていると思われる場合のみ処方します)、重度のものでは点鼻点眼薬、各種内科的治療の併用が有効ですので病院にて相談して下さい。

また、気温が低下して血圧などに大きく影響の出てくる季節、すなわち冬には心臓への負担が増加して肺水腫などの心臓原発性肺疾患も多くなってきます。
心臓のお薬を飲んでいる動物は食欲や元気とともに咳などがないかをチェックしてあげて下さい。
逆流性心疾患を「こじらせて」しまうと肺の疾患によって低酸素となり命の危険もありますので注意してあげて下さい。

…昨晩は久しぶりに毛布の出番がありました。そろそろ布団を用意しておこうと思う小野寺でした。

それでは。

 

小野寺動物病院 院長 小野寺史也