住吉神社例祭とお盆の臨時休診について

2018年7月14日

暑い…暑いですね…。

ほとんどの時間を病院と自宅で過ごしている僕でも感じるくらいの暑い日が続いていますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?

 

日が落ちて空気がぬるんでも、暖められた地面のせいで地表付近は気づかず高温になっている場合があります。

散歩を楽しみにしているワンちゃんには酷かもしれませんが、夕方の散歩は完全に日が落ちてからのほうがいいかもしれませんね。

院長の小野寺です。こんばんは。

 

今年は佃1丁目にある住吉神社の例祭があります。

8月4日(土)、8月5日(日)、8月6日(月)はお神輿が出ますので近隣区域が交通禁止になる場合があります。

お車で来院される予定の飼い主様は、可能であれば診察をずらして、もしくは近隣のコインパーキングをご利用ください。

病院近辺のコインパーキングにつきましては病院受付右に貼り出してありますのでよろしければご参考になさってください。

 

お盆の特別休診ですが今年は8月14日(火)、8月15日(水)を予定しています。

8月16日は木曜日で休診ですので3日間診察ができなくなります。お薬が無くなる可能性がある場合は早めにお伝えいただき、

せっかく継続しているお薬が切れないようにご注意いただければと思います。

 

よろしくお願いいたします。

 

小野寺動物病院 小野寺史也

歯石と歯石除去について

2018年7月2日

徐々に暑い日が混じってきてウンザリする日も増えてきた院長の小野寺です。こんばんは。

 

ここのところ病院の紹介コメントの更新をよくしていたため、気付いたらずいぶんブログの更新をしていませんでした。

あまりいないかと思いますが更新をお待ちいただいた方に謝罪いたします。

 

今日はずいぶんとご相談いただく機会も増えてきた歯石について書きたいと思います。

 

歯石の沈着に伴う歯肉炎は犬・猫ともに非常に多く見られ、5歳の時点で約半数、10歳の時点で8割以上の動物に明確な歯肉炎が見られます。

ごく簡単に説明しますと、食べ物の糖類が口腔内に残った状態で過ごしていると残ったものが触れているものに歯垢(歯牙細菌苔、プラーク)が形成されます。

この歯垢にカルシウムやマグネシウムなどのミネラル類が反応し、固着したものが歯石です。

歯石は文字通り石の様に硬いため、ブラシや布類でこすっても剥がれることはまずありません。金属製の器具や超音波によって「割る・崩す」必要があります。

ですので歯石の沈着の予防にはまだ歯石化していない歯垢の時点で除去する必要があります。

 

歯垢が歯石になるための期間ですが、ここで動物の特徴が影響してきます。

人の口腔内は酸性に傾いていますので歯垢が歯石になりにくく、歯垢が歯石になるので平均2週間程かかります。歯垢の中では細菌が活動できますのでその間に

細菌由来の酸が作られ歯の表面が溶けます。これがいわゆる虫歯(齲歯/うし)です。

一方犬や猫では唾液腺の種類と性質が異なるため口腔内はアルカリ性に傾いています。そのため歯垢が歯石になるのは平均3日と速く、虫歯はほとんど見られません。

そのかわり早ければ1才年齢で明らかな歯石の沈着が見られることがあります。

 

歯垢はイメージしやすいところでいうと「お風呂のぬめり」です。お風呂のぬめりを落とそうと、シャワーを掛けても落ちませんよね?なにかでこする必要があります。

このなにかでこする行為が歯磨きです。でもそのスポンジが金ダワシだったら浴槽が傷ついちゃいますよね?通常台所用スポンジを使いますよね?

だから、スポンジの柔らかい所を使うのか、硬い所を使うのかが「歯垢沈着予防の対策方法」の違いなのです。

一概に歯ブラシがいいのか、手ぬぐいでいいのかは言えないのです。

 

ただ言えるのは「たまった状況は良くないから取りましょう」ということなのです。

 

どれぐらいの速度かは個体差があるのでその子に適した頻度で歯清掃をしましょう。

また、清掃を嫌がるか否かも重要です。歯の掃除程度で飼う主様の動物からの信頼を損なうのはもったいないと僕は感じるからです。家庭内の動物の一番の味方は

飼い主の方でなくてはいけないと思います。嫌がられたり、嫌われたりすることなどは病院でやればいいと思います。もともと…嫌われていますし…ううっ(泣)…OTZ

 

それでは!

 

小野寺動物病院 小野寺史也

 

 

 

 

 

本年処方のモキシハート(フィラリアのお薬)について

2018年5月22日

過ごしやすい気温が続き、たまにある暑い寒いが煩わしい院長の小野寺です。おはようございます。

 

先日、ワンちゃんに処方しているフィラリアのお薬「モキシハート」について、使用期限が切れているのではないかとのお問い合わせをいただきました。

シート状に分包されたお薬の表記に7BA/`2011と書いてありました。

なるほど、確かに製造年もしくは使用期限が2011年だと解釈しやすい表記です。

 

もちろん使用期限切れの薬を処方していることはありません。

箱の方の使用期限は2020年11月と書いてあります。

 

おそらくですが西暦表記シモ2桁と月の表記を合わせての「2011」なのだと思います。

今年限定の間違えやすい表記ですね。とりあえず、お薬を作っている会社には指摘しておきます。

ちなみにですが、同じ目的の別のお薬では202011と表記してあるので勘違いはまず起きないと思いました。

 

それでは!

 

小野寺動物病院 小野寺史也

4月も中旬になりました。診察予約と予防のお話。

2018年4月8日

時間の流れが早いなあと痛感する、半引きこもり生活をしている院長の小野寺です。こんにちは。

またまたブログ更新がのびのびになってしまい申し訳ありません。

 

最近は病院のgoogle更新を定期的に行っていたため、更新したつもりになってしまっていました。

また、僕は病院にいらっしゃってくださった飼い主様や患者さんを題にすることを良しとしていないためネタがないのも一因です。まぁ最大の原因は僕が筆無精なだけなんですが(笑)

 

病院の私事なのですが、そう遠くない将来にホームページの画面を刷新した上でスマートフォン対応にします。

視覚的にも直感的にも操作しやすくするつもりですので更新後に感想などいただけると幸いです。

 

また、病院の看板を長く大きくした上で、もともとの看板を道路側に設置しました。

(これで「近くまで来たけど病院が見つけられない」という意見が減ることを期待しています。奥まったところにあるのは事実ですしね…)

 

 

また、最近頻繁に見かけるのですが土日の予約が1週間前に埋まることが多く感じます。僕としては最大限多くの動物の診察をしたいと思っていると同時に飼い主様をお待たせしたくない

ので現状の予約優先診療を変えるつもりはないのですが…。過剰な混雑にならないよう、診察が必要な症例を弾くことがないような診療形態を今後も模索したいと思っています。

ここで一つアナウンスなのですが、当院はいわゆる「完全予約製」では決してありません。

予約の枠がないとしても来院していただければ必ず診察させていただきます。しかし診察に絶対に必要な検査や時間は短縮する術がありませんので何卒ご了承ください。

端的に言いますと「予約枠が取れていないと診察状況によってお待たせしますが怒らないでくださいね。待っててさえくれればしっかり診察しますんで」ってことです。

 

予約枠の空きがなく、でも診察の必要がある場合は病院にご一報の上で速やかに来院されるのが「最も早く診察を受ける手順」です。

事前の連絡がない場合、来院が同時であっても連絡のある方が優先になってしまいますので。ただし重症度が明らかに違う場合は順番を変更します。

また、生命の危機が差し迫っている場合にはその限りではありません。極力速やかに来院されてください。

 

なんかダラダラ書いてしまい申し訳ありません。「受診にあたっての注意」とでも題して新ホームページに貼り付けるようにします。

 

…とここまでが診察予約のお話です。以下が予防に関してです。

 

 

ここからの話は「東京都中央区で生まれ育って37年、開業して6年の犬猫専門小動物臨床獣医師のいち意見」と思ってください。

決してフィラリア症予防やノミ・ダニ症予防を軽視するつもりはありません。

開業してからフィラリア感染陽性の犬は何件も診ましたが、そのいずれもは東京以外の県で感染しシェルターに入っていた動物です。

少なくとも当院で検査した全動物で、都内で新規感染した子はいません。

フィラリアは蚊を媒介して感染する寄生虫症ですがフィラリア陽性犬の血を吸った蚊のみが媒介します。

東京都内にいるフィラリア陽性犬がごく少数であること、蚊に吸血される機会が少ないこと

(散歩時以外は屋内にいる、就寝も屋内である)により都内ではフィラリアはほぼ根絶状況であると言っていいでしょう。

ただし前述したようにある日隣のお家にフィラリア陽性の子がやって来る可能性が

ありますので他の犬とよくすれ違うようなコースを散歩している場合には「念の為」予防するのもありだと思っています。

しかしここでもう一つ陥りやすい誤解について説明します。

それは一隻(いっせき、寄生虫の数単位です)に感染したとしても寿命に影響はなく、感染源であるミクロフィラリアも産まないということです。

線虫類は生物学的には高等動物ですので性別があります。よって交配出産が必要です。

すなわち1隻しかいない場合は体内に居候しているのみでほぼ無害です。

フィラリア虫が重大な症状を出すのは10隻を超える濃厚感染した場合のみです。(隻数は動物の心臓の大きさ、正確には肺動脈の太さに依存しますので一概には言えません)

ですので犬フィラリア症を起こすような濃厚感染をさせない最も有効な手段は「蚊に刺されないようにする」ことでこれは皆さんすでに実践しています。「犬を屋外で寝かせない」ことです。

たまたまフィラリア虫を持っている蚊に刺される可能性は低いのにフィラリアが広まる最大の理由は「感染している動物の血を吸った蚊がまた同じ動物を吸血する」のほぼ一択なのです。

 

動物病院であまり意味のない薬を買うことで散財するよりは貯めておいて誕生日に美味しいお肉をあげたほうがよほど有意義だと思います。

 

ただ、ノミやマダニは感染例が結構きますんで予防してあげてください。

当院では皮膚刺激性の弱い薬剤(プラクティック)を採用していますのでご希望があればお出ししています。

もちろん飼い主様がネット通販で購入していただいても構いません。ただ、当院経由で購入していないものに関しては返品や助言はできかねますのでご理解ください。

(ネット通販は僕ら獣医師の購入価格とほぼ同額で販売されているため金銭面ではとても太刀打ちできません。

まぁ太刀打ちするつもりもないのですが(笑)僕は単純に寄生虫のせいで動物が痒いとかお腹が痛いとか辛いとかの不利益を被らなければそれでいいと思っていますので。

ちなみにですが当院で処方した薬であれば返品返金は可能です。念の為。)

ただ前述したように僕は都内におけるフィラリア予防の必要性を疑問視していますので「この一錠でフィラリア、ノミ・ダニ、内部寄生虫全部駆除できます」という薬剤が嫌いです。それは獣医師と飼い主の都合

であって、動物の体のことを考えていないように感じてしまいます。考えていないは言いすぎかもしれませんが、少なくとも後回しです。

飲まなくていい、体に負担をかける薬を飲ませるという行為に強く嫌悪感を覚えます。

 

生活環境によって必要な予防は異なると思います。ただ、数回間違ってしまっても問題ありません。

そのために獣医師がいますのでご不安なことがあればご相談ください。

 

よろしくお願いいたします。

 

小野寺動物病院 小野寺史也

ワクチン接種・フィラリア駆虫・ノミダニ予防について

2018年2月16日

2月も中頃となり、少しだけ寒さも和らいできました。

真冬用の着衣だと少し暑いし、冬用だと寒い場面もあり…で出かける際に少し悩むことが多くなった、

小野寺動物病院院長の小野寺史也です。おはようございます。

 

ただいま準備中なのですが、今年もワンちゃんの飼主様にお送りするハガキを用意しています。

(また今月とは限らないのですが、今年からコちゃんの飼主様にもお送りしようと思っています。

内容はワクチンの接種年をご確認いただくのと、健康診断の目安をお知らせするものになるかと思います)

 

ハガキの内容は

①狂犬病ワクチンの接種を3から5月にお願いする旨。

②外出するワンちゃんで、必要があると思われる場合には5月からフィラリア駆虫薬を開始する旨。

③外出するワンちゃに5月からノミ・ダニ予防薬を開始する旨。

④1歳半以上のワンちゃんで、前回の混合ワクチン接種から3年以上経過している場合には再度のワクチン

接種をお願いする旨。前回の接種年が不明の場合には病院におたずねいただきたい旨。です。

 

<補足>

①狂犬病ワクチンの接種は現行法でもっとも重要な「義務」にあたります。延期する事由がない場合、

可能であれば5月までの接種が必要です。ただし治療中の疾病がある、以前のワクチン接種で有害事象が

認められた、十分な老齢である、などの事由がある場合にはワクチン接種を猶予できる場合があります。

詳しくはお尋ねください。また、当院では狂犬病ワクチン接種済鑑札札の申請代行は行っていません。

ワクチン接種後、各地域の保健所に申請頂く必要がありますので予めご了承下さい。

 

②基本的に僕は中央区でフィラリア症にかかること、特に重症化することがあるとは考えていません。

フィラリアがいるワンちゃんでも、しっかりと駆虫されていれば感染源にはなりませんが全てのワンちゃんが

されているとは限りません。そこで当院では

・散歩に出ない、出ても近所だけのワンちゃん→予防の必要はとても低い。

・人気のコースを散歩するワンちゃん→予防の必要はまあまあ。

・ドッグランに行ったり東京都外に出かけるワンちゃん→予防の必要は高め。

…として、飼主様と相談して処方するかを決めるようにしています。

 

③ノミやダニは、散歩に出るワンちゃんは感染する可能性があり、感染してから気づかれるまで時間がかかってしまう

場合があるため予防をお願いしています。もちろん出かけない場合には必要ありません。

当院では皮膚への刺激性が比較的低いプラクティックスポットをまずおすすめしています。ただし内服したほうが

メリットが多い場合のために内服薬も用意してありますのでご相談下さい。

(当院ではネクスガードは取り扱っていません。理由としては前述しましたように全部のワンちゃんにフィラリア駆虫の

必要があるとは考えていないからです。)

 

④当院では世界小動物獣医師会(WSAVA)の提言にそって、成犬成猫の混合ワクチンは3年以上接種間隔をあけるように

提案しています。今年接種すべきかどうかをご質問いただければお答えできますのでお気軽におたずねください。

また、ホテルやサロン、ドッグランを利用するにあたって1年以内の接種の必要がある場合には接種可能ですので、

こちらについても必要であればご相談下さい。

 

これら予防医療について僕は「必要最小な物を、必要最低限使って予防すべき」と考えています。

何が最小に当たり、どれぐらいが最低限になるかは生活の仕方によって異なりますのでご相談下さい。

 

よろしくお願いいたします。

 

小野寺動物病院 小野寺史也