診察予約についての院長独り言

2017年8月21日

お盆も過ぎ、半袖にもう一枚必要な時期になってまいりました。

今年は夏らしい、うだるような日が少なかったなぁ…と自分勝手な感想を感じる院長の小野寺です。こんばんは。

 

朝起きて朝食を摂り、午前の診察・手術をして昼食を摂り、午後の診察をして夕食を摂る。その後出かける生活をしている僕には、

そういえばそもそも外気温を感じる機会自体がないのでした。

まるでもやしか白アスパラですね(笑)

 

当院にて受診された飼主様はご存知かと思いますが当院は「半予約制」を導入しています。

開院当初の半予約制導入前はすごく混んでしまってお待たせする時間が非常に長い上、症状の重い動物に十分な時間がかけにくい状態になってしまっていました。

現在採用している半予約制は1件1枠30分を基本として診察していく方法です。

 

診察内容は全科診療ですので多岐にわたり、同様に診察時間も様々です。

例えば外耳炎治療の初期では15分位、外耳炎治療の観察基には5-10分位、血液検査による経過観察では5分位、

体調が悪く詳細な検査が必要な場合は30-60分位…といった感じです。

 

予約を最初にお入れいただくのは基本的に病態が安定している経過観察か、外耳炎の継続治療の動物が多いです。

次回の様子が予想しやすく、1-8週前に予約をお入れいただいています。

 

ですので当日に体調が悪い事に気づき、当院にご連絡いただいた際に「予約枠の空きがない」とお答えした場合でも、

診察治療の対応は可能な場合が多くあります。

もちろんそういった飼主様がたくさんいらした場合には、結局長くお待たせしてしまうことになってしまうのですが・・・。

 

結局、「当院での最も早い治療をご希望される場合には、すみやかにご来院いただき受付処理を済ませること」という最も単純なことに行き着いてしまいます。受診動物の重症度を事前に測れない全科診療のジレンマですね…。

 

それでも午前にいらっしゃた場合には午前中に、午後にいらっしゃった場合には午後の間に必ず診察をさせていただきます。

お時間がない場合には検査入院も可能です。

 

ちなみに診察開始時間の9時半と15時半にご予約いただいた場合には必ずその時間に診察を始めさせていただきますが、

以降の診察の順番は動物の病気の重症度などにより前後する場合があります。

9時半と15時半はお得な予約枠だなぁと思います。

 

極力お待たせせずに、それでもしっかりと診察していきたいと考えております。

何分1馬力(獣医師が一人という意味、ただし20時間ぐらいは病院にいます)なのでご理解いただけると幸いです。

 

初めて当院を来院される飼主様には、極力ご予約をお願いしております。

病状、症状の経過の説明もそこそこに検査・診察に入らざるをえない状況がありえてしまうからです。

動物への十分な診察・飼主様への十分な説明の時間が取れない事は当方も全く望むところではありませんので,是非ゆとりあるご予約をお願い致します。

 

もちろん各種ご事情によって直接ご来院いただいても全力で診察させていただきますが!

 

よろしくお願いいたします。

 

小野寺動物病院 院長 小野寺史也

 

 

メールでのお問い合わせについて

2017年7月17日

体感的に例年よりも確実に暑い日々が続いております。皆さん体調はいかがでしょうか?

ぶらりと出かけても気温のせいですぐに店内に引っ込みたくなる院長の小野寺です。おはようございます。

 

メールでのお問い合わせについてです。

当ホームページのお問い合わせからご相談頂きますとご相談内容はonoderaanimalhospital@gmail.comに転送され、僕のパソコンと携帯電話からチェックし返信する形をとっています。

もしも動物の様子を画像などでお送り頂く場合、ホームページのお問い合わせ欄からでは送信できませんので直接上記アドレスまで送信いただきますようお願い致します。

休暇中も携帯から確認するようにはしていますができかねる場合もありますのでやはり休暇に入る前にご相談いただければと思います。

 

あともう一点。メールでの診察のご予約と内服薬の依頼はできかねます。

これは二重予約とお薬の取り違えを防ぐためです。診察のご予約と内服薬の処方の依頼は直接のお電話でのみとさせていただいていますのであらかじめご了承下さい。

それではメールで応じられる相談はどういったものかというと…

 

◯・・・の症状が出ているが受診すべきか否か?受診すべきなら急ぐべきか?

◯体に・・・のような出来物が出来たが診察した方が良いか?

◯現在~のお薬を内服しているが、・・・の症状が出てきた(もしくは治まらない)。続けて飲ませるべきか?

 

などでしょうか?

ただし、セカンドオピニオンをご希望の場合はなるべく詳細な情報を添付していただけると幸いです。(必須ではありません)

 

よろしくお願いいたします。

 

小野寺動物病院 院長 小野寺史也

 

 

フィラリア症のための予防薬について

2017年4月4日

暑くもなく寒くもない、素晴らしい季節がやって来ましたね!

一年中至適温度の気候で暮らしてていきたい、小野寺動物病院獣医師の小野寺です。こんばんは。

 

佃三丁目と月島二丁目の公園の桜がそろそろ見頃です。

月島側は7分、佃側は3分咲きといった所でしょうか。

昼の休憩時間、手術がない日には花見がてらに公園に行くため、お昼が大抵サイゼリアです。

半熟卵のせミートソースのパスタが美味しいです(笑)

 

今日のブログはフィラリア症についてです…が、「犬フィラリア」についての詳しい記載は避けます。

詳しくお知りになりたい方は「犬 フィラリア」で検索して下さい。その方がよっぽど見やすいし詳しいと思います。

 

僕ら獣医師はフィラリア症(フィラリアが及ぼす害とその駆虫、予防)が専門であって、フィラリア虫そのものに

精通する必要は薄めではないかと思っています。個人的見解ですし、もちろん知っているに越したことはありませんが。

(正直、フィラリアはユニークな生活環を取りますので説明が長くなってしまいますので…)

 

ということで今回は東京都中央区佃に開業している小動物臨床獣医師としての見解のみを記載したいと思います。

 

 

蚊と虫の生態について、最低限のことだけ書きます。

●蚊は気温が15℃を超えると吸血を始め、活発に活動するのは25℃位まで。

●蚊の中で感染力が高いのは海岸沿いのヤブカ(トウゴウヤブカ)である。

●犬の血を吸う蚊は、人の血も吸う。(イエカ類も媒介するため)

●蚊の吸血の時に動物に感染した虫は、成虫になるまで2ヶ月かかる。

●フィラリア虫は性別があるため、感染機会の少ない都会では1匹の感染がしばしば見られる。(この時、ミクロフィラリアという「子供」を

対象にした検査では検出できません。また抗体検査でも虫がオスの場合は検出できません)

●感染したフィラリア虫の数が多いほど重症化のリスクが高まる。(数が少ないほどリスクも少ない)

 

上記を踏まえての僕の考え方ですが

①佃・月島エリアは感染リスクはほとんど無いものの、他の地域に比べればわずかに高い。

②散歩コースに川沿いや大きな公園がある場合は感染リスクが推察できない。

(高すぎるわけではなく、不特定要因が多くて測定できない。簡単に書きますと「感染るかもしれないし感染らないかもしれない」)

…と考えています。

 

以上を踏まえての結論は

①少なくとも年に一回のフィラリア検査を推奨します。(フィラリア検査のみなら600円です。)

②虫がいた場合は問題ですが、いなければ少なくとも重度感染はありません。(0匹だと断言出来る検査ではありません)

③検査でいない場合には、そのまま予防せずに年に1回の検査を続ける事が可能です。

④検査でいた場合には、どれぐらいの感染かを診断した後に、基本的にはフィラリア親虫を弱らせる治療が有効です。

 

といった所でしょうか。

 

僕自身は開業から6年目と日も浅いのですが、都内でのフィラリア新規感染した動物を診察したことはありません。

(他所からの転院例では複数います。その多くはすでに陰転(虫が死んだ亊)していますが、逆に言えば近所にフィラリア虫陽性の動物が来る可能性があることを示唆しているかもしれません)

 

少なくとも「犬には必ずフィラリア予防とノミ・ダニ予防が必要」とは考えていません。

「僕が考える最適の予防方法」をご提案するつもりでいますのでよろしければご相談下さい。

 

よろしくお願いいたします。

 

 

小野寺動物病院 院長 小野寺史也

 

今月の特徴と狂犬病ワクチン接種のアナウンス

2017年2月8日

2017年が明けましてはや一ヶ月。今年こそは各月1回はブログを更新しようと思っている院長の小野寺です。こんばんは。

 

1ヶ月病院をしていた印象は

・なぜか皮膚症例が多い。

・なぜか転院症例が多い。

・なぜか異物誤飲が多い。

 

…。全部四字漢字で表せられました。まぁどうでもいいんですが(笑)

 

皮膚は特にアカラス(毛包虫・ニキビダニ)が多いです。他の病院で治療を受けるも良化せず、検査でアカラス陽性だった症例が

あったため二番目の「なぜか転院症例が多い。」にも通ずるかと思います。

転院症例の件はたまたまなのでしょうが、似た症例の治療がうまくいっているなどで患者さんから話を聞いて来院されるケースが多いようです。とてもありがたいことですし、当院での治療で痒みなどの症状が治まっていく様子を聞くことは大変喜ばしいことです。

直近ではHillsから環境アレルゲンへの対応に特化したドライフードの発売があり、当院でも用意することとしました。

基本的に当院は「フードは必要ミネラル・サプリメントのような位置付け」とお話していますが皮膚疾患のある子の場合は話が少し変わります。

痒いのは辛いですもの。なんとか止めてあげたいですね。

診断的治療としてフード処方する場合もあるかと思います。

 

異物誤飲は、これまたたまたまなのでしょうが、多いのです。

 

内視鏡を買っておいてよかったと思える症例が来ると、どこからか聞こえてくる「その内視鏡、経営的に全くペイできていないよね」という声をかき消してくれます。先日の症例は当院に内視鏡があることをご存じなかったようなので「飼い主さんもこの子も運が太いなぁ」と思いました。これもまた余談ですが。

 

 

さて、もうすぐ3月です。

犬の飼い主様には行政からはがきが届く時期かと思います。

ここでおさらい。

 

☆狂犬病ワクチン接種は犬を飼っている飼い主様の「義務」です。

 

ですのでどうか接種されて下さい。当院でも可能ですし集合注射でも構いません。

当院では鑑札請求代行を行っていないため、手間的には集合注射のほうが少ないのは確実です。

また、幾度もアナウンスしているように

「混合ワクチンは3年に1度で十分です」

「混合ワクチンは毎年接種するとメリット(ベネフィット)をデメリット(リスク)が上回ります」

ので、不必要なワクチン接種はしないようお願い致します。

ただし、ドッグランなど特定の施設で接種が義務付けられている場合には相談に応じますのでご相談下さい。

 

必要であれば僕から当該施設の担当者に連絡をいれますので!

 

今月はあえてワクチンについてしか書いていません。3月はフィラリアの話で繋ごうと思っていますので(笑)

 

小野寺動物病院 院長 小野寺史也

 

セカンドオピニオンについて

2016年7月5日

チラホラと天気予報に真夏日を見かける時期になってまいりました。

皆様、暑いのはお得意でしょうか?

すでに就寝時にはクーラーを使っている軟弱者の院長、小野寺史也です。こんばんは。

「四季こそ日本の宝」といいますが暑いのは苦手です。また、寒いのも苦手です。

なので軟弱者と書いてみました(笑)

 

 

「セカンドオピニオンについて」です。

 

最近、他院からの転院が随分と増えてまいりました。転院の御症例としては下痢のようなシンプルなものから、「通っている病院の見解が病院の医者によって違う」とのことで、糖尿病や心臓病の患畜の飼い主様がいらっしゃるなど様々です。

正直ボクは「動物にその時ベストの選択をしてもらえる獣医療の提供」を念頭に診察していますのでどんな動物でも診ます。ですがお願いしたいこととしては「持ってこられるだけの資料を持ってきて欲しい」ということです。言うまでもありませんが飼い主様がお金を出して得た「結果」は飼い主様のものです。そのデータは飼い主様の財産ですので可能な限り持ってきていただきたいと思います。その情報は病院固有の財産ではありませんので。

最近にあったことですが心臓病での胸のレントゲン、超音波検査などは2000~4000円かかりますので持ってきていただければその検査費用が浮きます。

 

ここで当院のお話。

当院はどちらかと言えばセカンドオピニオンを推奨しています。僕も10年以上獣医師として診察・治療してきましたが、、それでも確定診断が難しい症例はあります。

そんな時必要になるのが「別の視点」だと思うんです。

ですのでセカンドオピニオンが重要になるのですが、セカンドオピニオンとは読んで字のごとく「その事に詳しい2人目」に意見を聞きに行く行為だと思っています。この時、決して「転院」と混同しないで下さい。戻っていっても問題ありませんし、無理して当院に通うことはありません。だって、動物の世話以外にもやらなければいけないこと、たくさんありますもん。

可能な限り、飼い主様の得になるように診察していくつもりですので必要な情報がありましたら遠慮なさらずに言っていただければまとめてお渡しさせていただきます。

 

(当院では経過報告書、レントゲン画像は無料でお渡ししています。ただし、経過報告書は作成に時間がかかりますので指示した日時に受け取りにいらして下さい。「カルテのコピーでいい」とおっしゃる方がいますが、カルテは院内ルールに則って、他院の方にはよくわからない用語で書いてありますのでちゃんと日本語で書く時間をいただければと思います。よろしくお願い致します。

 

また、超音波診断画像なんですがこちらは僕がUSBに出力する方法を知らないためご迷惑をお掛けしております。獣医師や病院の「診断」と検査所見は離れていることがありますので可能であればお渡ししたいと思っていますので小野寺の勉強にご期待ください。)

 

本日書きたいことは2つです。

「8月11日から14日は連絡がつきません」と、

「転院してくるならば可能なかぎりの資料を持ってきて欲しい」

ということです。

 

よろしくお願い致します。

 

 

小野寺動物病院 院長 小野寺史也