診察に関する院長の独り言②

2017年11月2日

急に寒かったり、今日は暑かったり、安定しない天気ですね。今日が診察日ならばむしろ気づかないのですが、本日は休診日なので普段の診察に関してちょっと考えてみています。

 

当院は「半予約制」であって「完全予約制」ではありません。これは医療という側面で予測出来ない事態が往々にして起きることを鑑みての選択です。ですので急患の方、調子の悪い方は直接(準備があるので可能であればご連絡の上)ご来院されて何の問題もありません。

 

僕が心配しているのは「予約の枠が埋まっております」とお応えした際に「じゃあ今日は診察できないということなのか」とお考えになってしまう飼主様がいらっしゃり、当院での診察が途中であるにもかかわらず他院にいってしまう場合があるのではないかということです。他院の診察診断能力について今回お話するつもりはありませんが、他の病院での治療の意図を汲むということは中々難しいものです。

 

簡単な症例を例に出します。外耳炎だとすると、外耳炎にはいくつかのステージがあり

●甚急性期:耳道が赤く腫れ上がり、耳垢が多量に貯留している状態

●急性期:耳道は赤いが腫脹はしておらず、耳垢が貯留している状態

●慢性期:耳道は正常色から発赤しており、少量の耳垢が貯留している状態

●鎮静期:耳道は正常食で耳垢の貯留が見られない状態

などです。

当院では甚急性期には消炎抗菌抗真菌製剤を入れて炎症た疼痛が治まるのを待ちます。その後急性期や慢性期に移行した時点で耳道の洗浄を行い、耳垢を完全に除去した状態を作ると同時に病原体の特定を行います。効果のあるお薬を含む薬剤を選別し、鎮静機を目指すのが当院の方法です。

 

ただ、中には耳垢除去を行わない獣医師もおり、症状として耳を掻く仕草がなければ良いとする獣医師もいます。

どの動物病院を選べるのは飼主様だけですのでご希望の病院を選ばれて下さい。

 

あと、ご予約で入ることが多いのが定期的な血液検査の飼主様です。

恒常的に肝臓や腎臓、甲状腺や心臓病のお薬を内服している場合、定期的な検査が必要となりますので。

この中では心臓の状態確認は幾分お時間を頂きますが、その他の疾患の場合は血液検査のみですので1枠30分の後半はほぼ空くと考えられ、他の診察に時間を当てることが可能です。

 

話がだいぶそれましたが当院の予約枠は30分1枠ですので、診察に30分かからない場合にはお待ちの飼主様の診察に当てることが可能です。時間が短いので「その間に手短に診察を済ませる」ということは僕の性格上絶対ありえませんので、必然、お待ちいただく時間は長くなります。ですが行い、お伝えできる情報の精度は予約の有無は関係ありませんのでご参考にしていただきたいと思います。

 

よろしくお願いいたします。

 

小野寺動物病院 小野寺史也

 

歯石とデンタルケアについて

2017年10月16日

今週は秋雨前線がずっと列島にのさばっているらしく、肌寒い上に天気も悪いと来て憂鬱ですね。

院長の小野寺です。おはようございます。

 

今日のブログでは犬・猫の歯石と歯石除去、日頃のケアについて書いてみたいと思います。

よろしくお願いいたします。

 

例によって最初に結論(大事なこと)を書きます。

●犬や猫の歯垢は2から3日で歯石に変わってしまう。

●沈着した歯石は主として物理的な力をかけないと落とすことが難しい

●歯周病など悪さを起こすのは歯茎と歯の間の歯石だけ

自宅では「歯石の付き始め」が起こらないようなケアが重要。

 

ということです。

細かい所を大分端折りましたが今回のブログは長いです。

 

ではでは以下に詳しく書いていきたいと思います。

 

歯石(tartar)とは口の中のミネラルや汚れ、細菌が結合してできた硬性物質のことです。歯石に固まる前の状態を歯垢(plaque)といいます。

人でも沈着する場合があり歯医者さんなどでとってもらうことが多々ありますが、犬や猫は歯垢が歯石に変わる速度が段違いに早いのです。

 

これは口の中のpHが関与しており、人の口内が酸性に傾いているのに対し、犬や猫の口内はアルカリ性に傾いているからです。犬や猫には人にはない頬骨腺という唾液腺があり、ここからアルカリ性唾液が分泌されるからです。

(このため、犬や猫では齲歯、いわゆる虫歯は比較的まれな疾患です)

 

一度くっついてしまった歯石は化学的にガッチリと歯に接着してしまっているため、布やブラシでこすったくらいでは動きもしなければ削れもしません。

小さくする事ができなければ自然と歯石は大きくなるしかありません。

歯石と接触している歯茎では炎症が起こるため(歯肉炎)歯茎は後退し、交代した部分にさらに歯石が沈着します。(歯槽膿漏)

犬や猫の臼歯は多根歯といい、噛む力を集めて高めるため歯茎からほど近い所で歯根が分岐しています。

この分岐部まで歯茎が後退してしまうと口腔内雑菌にとって格好の繁殖場所となり、膿瘍は歯の根元まで届いてしまいます。

歯の根元は歯の石灰質も薄く、また頬骨も薄いためここで強い化膿が起きると目の下の皮膚下に膿が溜まったり皮膚が裂けてしまうこともあります。

また、下顎の歯の場合根っこの化膿がひどくなると骨折の原因にもなります。

 

多根歯ではない単根歯の場合の経過はもっと早く、歯茎の3分の1位が後退すると動揺(押すと動くこと)が始まります。顕著なのが前歯(門歯)で、特に前歯は肩を寄せあって生えているため1本が抜けると次々抜ける傾向が強いです。

 

犬歯の場合は独立して生えているので他の歯からの影響は少ないのですが、歯が大きく歯周ポケットも深いため奥歯と比べて悪くなりにくというものではありません。

犬歯の唇側の歯茎は薄いため退行しやすく、犬歯の根尖部は鼻腔と非常に薄い頭骨で隔たれているのみですので化膿性鼻炎の原因になることが多くあります。(口腔鼻腔瘻)

 

・・・とここまでは「歯石対策をしないと口の中がエライコッチャになりますよー」という内容を書いてみました。

それではエライコッチャにならないためにはどうしたら良いのか書いてみたいと思います。

 

●歯石をつけないためには?

歯の表面に歯石が沈着していない場合、歯石の全段階である歯垢の時点で除去するのが理想です。

この場合最も理にかなった方法は「物理的摩擦」つまり歯磨きです。ただよほど慣れている子でないと歯ブラシを口に入れられることを嫌がりますので指に手ぬぐいを巻いたり、太めの綿棒で「歯磨きじゃないよ、歯茎のマッサージだよー」とこすってあげるのがおすすめです。

もちろん嫌がる場合には諦めましょう。歯磨きが原因で動物に飼主様が嫌われては元も子もありません。

させてくれる子の場合はよる寝る前がタイミングとしてベストです。

歯垢の硬化は唾液の動きが少ない就寝中に起きますので。

 

●歯石がついていない時

満1歳半未満の子のほとんどです。

歯垢の段階で拭ってあげることが最も刺激が少なく、また歯肉炎もないことから痛みがなく、口に手を入れられることに抵抗があまりありません。

この時期から習慣づけて置けると歯の寿命の延長効果が大きく期待できます。

 

●すでに歯石が着いてしまっている場合(軽度)

軽度とは、歯にうっすら色が付いている時期から、歯茎にそって歯石が付いているが歯茎が赤くなっていない時期のことです。

この時点ではできれば早いうちに無麻酔でのハンドスケーリングもしくは歯垢除去剤の使用が勧められます。

ただし色づく程度の場合に鋼性器具で歯の表面をこすると、歯の表面に微細な傷ができてしまい歯石がつきやすくなる可能性があります。

一部が色づき、一部に塊がある場合には塊のみハンドスケーリングで除去すると良いと思います。

 

●歯石が歯茎を押し上げ始めている場合(中程度)

歯石に接している歯茎が周囲よりも赤く、押すと簡単に血が出る場合には、なるべく早急に歯石を除去する必要があります。

今日よりも明日、明日よりも明後日・・・と歯茎は確実に退行していっているからです。

しっかりと全身麻酔をかけて除去すれば歯石除去の効率は最大なのですが、全身麻酔は100%安全であるとは言えません。

ですので当院ではあまり嫌がらない子の場合は無麻酔でのハンドスケーリングを、嫌がってしまう子の場合は鎮静化でのハンドスケーリングを提案する場合が多いです。

(嫌がって器具を噛んでしまう子の場合、歯が負けて割れてしまう危険があるからです)

 

鎮静は血圧・脈拍・処置中の記憶を落とすものですので意識は保っています。そのため鎮静化でのスケーリング時には局所麻酔を併用します。

 

●歯根の分かれ目が見えていたり、歯が動揺している場合(重度)

「エライコッチャ」になっていないのは、今まで運が良かっただけの状態です。

基本的に全身麻酔下での歯の処置(主に抜歯)を提案しますが、嫌がらない子の場合、せめてリスクを少しでも低減させるためにハンドスケーリングを行う場合もあります。ただ、「スケーリングで出来た亀裂が原因で化膿が進む」可能性もあります。

重度の歯周病になっている動物の大半は老齢ですので年齢はどれくらいか・現在口について困っていないか・心臓や他の臓器に基礎疾患はないか、を確認後どのようにすべきかを飼主様と決めていきます。

基本的に僕は動物が痛がっているのかいないのかを主軸に考えますが、麻酔リスクが0でない以上「どうするのが飼主様と動物にベストなのか」を探っていきたいと思います。

 

 

以上、歯について書いてみました。

 

当院でおすすめしている歯石予防、除去アイテムについては後日追記したいと思います。

 

よろしくお願いいたします。

 

小野寺動物病院 小野寺史也

 

 

 

 

 

 

 

動物の食餌について

2017年9月22日

今日は暑いですね・・・ただ風がある分、少しはマシに感じます。

風速1mにつき体感気温は1℃下がるそうです。

それでもお昼の散歩は避け、するならば日陰を選ぶか体に霧吹きで水をかけてあげてください。

すぐ屋内に入りたがる院長の小野寺です。こんばんは。

 

今日は僕が考える動物たちへの食餌について書いていきたいと思います。改めて確認するとしっかり書いてある記事が少なかったもので・・・(汗)

少し長くなってしまいますのでまず要約から書きますと…

 

●ペットフードは「総合栄養食」であり、ある生き物が摂食する理想である「完全栄養食」とは定義からして異なるものです。

●食餌にフードを用いる場合には原材料や生産国を吟味して用いましょう。

●僕の考えではフード単独の食餌は動物に好ましくなく、人用に流通している食肉を用いるべきだと思っています。

 

・・・といったところです。ここでいきなり結論・・・といいますか、僕のオススメを書きます。

 

●現在一般フード単独で生活している動物の腸内細菌叢(腸の中の細菌のバランス)は肉食動物本来のものとは大きく離れています。

1ヶ月ほどの時間を使って徐々に人用加熱肉への変更をおすすめします。ただし上限はカロリーの1/2までとします。

与えるお肉の種類は2歳未満ならばササミ、2から7歳ならば皮付き胸肉、7歳以上では腎臓の検査数値に応じて脂肪分を追加します。

 

●現在高品質低穀物フードを用いている場合は大きな変更の必要はありません。

しかし新鮮なお肉を加えたほうが嗜好性が高く安価になる場合があります。1度見直されることをおすすめします。

 

●全て人用食材を用いている場合、気づかないうちに不足しがちな栄養素がカルシウムと、鉄分などの微量元素です。

食事内容に骨関係がなければカルシウム多く含む豆腐を与えたり、鉄関係がなければレバーを加えたり、調理法に「鉄鍋で炒める」を採用することをおすすめします。ただしカルシウムも鉄分も多く取れば取るだけいいというわけではなく、特にカルシウムは膀胱結石の原因にもなりますので適量の給餌が大切です。

高齢で脂肪や油脂が必要な動物では油揚げなんかが適していそうです。
・・・といったところです。

 

食餌は体のすべてを構成する大切なものです。

自身で取捨選択が出来ない「うちの子」のために消化に負担の少ない食事を選んであげて欲しいと思います。

 

 

ここからはかなり僕の独断と偏見を混ぜて「なぜフードを用いない食餌をすすめるのか」を書きたいと思います。

イヌはネコ目イヌ科です。ネコはネコ目ネコ科です。

わざとネコ目と書いてみました。(笑)

ネコ目は食肉目と同義です。分類で言うと

 

イヌは食肉目イヌ亜目イヌ下目イヌ科

ネコは食肉目ネコ亜目ネコ科

です。

イヌは下目があり、ネコにはありませんね。これは分類学上ネコのほうが「原初の肉食動物」に近いからです。

 

イヌは数万年の間、人と生活してきた過程もあり、炭水化物も若干ですが消化吸収が可能です。大してネコは肉以外が入ってくることを前提としていない胃腸しか有していません。

 

食物を分解するには食物を分解する酵素が必要です。

ただし哺乳類は草(セルロース)を分解する酵素を生成できませんので完全草食獣である牛や馬は微生物の力を借りてタンパク質やアミノ酸に分解させ、そこからエネルギーを吸収する方法をとっています。(牛では前胃、馬では盲腸ですね)

 

人間のような雑食類はデンプン・糖類などを分解する酵素を多く有しています。

これは、雑食中の主食がリスクなく採取できる木の実や果実であったことに由来していると言われています。

 

これに対し、食肉目の動物はあまり有していません。

自然界において獲物以外を食する機会が殆ど無いからです。

(サバンナオオカミは獲物が全くいなくなる乾季にはウルフプラントというジャガイモの野生種を食べるそうですが・・・)

 

ここでイヌの推奨食餌許容量(小動物の臨床栄養学より)を記載したいと思います。ネコは別の機会で・・・(汗)

代謝可能エネルギー(kcal)・・・・1kg当たり65

水分(ml)・・・・・・1kg当たり65(ml)

タンパク質(g)・・・・1kg当たり24(g)

脂肪(g)・・・・・・・1kg当たり8(g)未満

カルシウム(mg)・・・1kg当たり100(mg)

リン(mg)・・・・・・1kg当たり75(mg)

ナトリウム(mg)・・・1kg当たり25-50(mg)

カリウム(mg)・・・・・1kg当たり55(mg)

マグネシウム(mg)・・・1kg当たり15(mg)

鉄(mg)・・・・・・・・1kg当たり1.4(mg)

銅(mg)・・・・・・・・1kg当たり0.1(mg)

亜鉛(mg)・・・・・・・1kg当たり1(mg)

ヨウ素(mg)・・・・・・1kg当たり0.015(mg)

 

この一覧のポイントは

●イヌは炭水化物をほぼ必要としていない。ネコは更に必要としていない。

というほぼ一点です。

 

このバランスに近い食事内容を模索したのですがどうしても食材が3種類以上必要になってしまいます。

そこで、うちでも馬肉を置いてあるGENMEATさんのサイトにを覗いてみたらかなり近しいお肉があったので、リンクを貼ってご紹介しておきます。

※この中で足りないのは鉄分ですので前述の「鉄のフライパンで炒める」が有効です。

詳しい成分表示は近日中に掲載します。

 

ドッグフードでも探してみたところ近しいのはK9というフードです。これもリンクを貼っておきます。

詳しい成分表示は近日中に掲載します。

 

病院にはこのほか「ジロ吉ごはん」を食品添加物無添加ドライフードとして置いていますが、こちらには人間用食肉を組み合わせて与えてもらいたいですね。

 

僕は獣医師という仕事柄、生まれてすぐの頃から老齢になるまで通して動物を観察することが出来ます。

野生での寿命を過ぎた辺りから動物の活動性はかなり落ちますので、各ライフステージにあった食餌の給餌が大切です。

 

でもみんな、それぞれ好みがあるものです。根比べすれば食べるようになるかもしれませんが、選べる立場の者(飼い主さん)が

色々試してあげるのがいいのかなぁ・・・と思います。

 

当院においてあるフードのラインナップは

 

●これだけでなんとかまかないたい!というかたのための総合栄養食ドライフード「ジロ吉ごはん」

●質のいい馬肉が使いたい方のための「GENMEAT馬肉パランコ」

●馬肉もいいけど追加が難しいという方のための「GENMEATレバー入り馬肉パランコ」

●各臓器疾患のための「腎臓ケアフード」「肝臓ケアフード」「消化器ケアフード」「アレルギーケアフード」

 

です。

 

あと、どうしても食べない動物用に一般猫缶詰が数種・・・ほんとによく食べます。

大学時代、猫缶をつまみを飲んでいたこともありますが(笑)

 

また最近、新聞記事にて食事回数についての新しい意見がありました。

その記事には「品種改良された小型犬を除けば、犬の食事は週に1回で十分生きていけるようにできている」

「食餌をを1日1回に切り替えることでアレルギー症状の劇的な改善や完治が期待できる」

・・・というものです。

これは動物の食性を考えると十分ありの意見です。

犬は群れで獲物を追い詰め捉えて食事をし、次の獲物を探します。食事の間隔の平均は4~7日ですのでその間消化器は胃に貯めた食餌の消化を徐々に行うことで賄います。犬は「食べ溜め」が出来る動物なのです。

一方ネコはアンブッシュ(待ち伏せ)してネズミのような小型雑食獣を摂食する性質があります。そのため胃は小さく、一気に大量の食餌をすることに適していません。食べ過ぎるとすぐ吐いてしまう理由の一つです。

 

当院でも、食餌の好き嫌いを起こす犬には絶食日を作ることや食事回数を最大2回にすることを提案することはありますが食餌を日に1回にすることは今まで提案したことがありません。しかし食餌でアレルギーを起こす場合には励起する出来事(食餌)を減らし、消化管バリアを十分に構成する期間を設けることは理にかなった対応です。

 

アレルギー検査にて明確に食物アレルギーの証拠がある場合、今後試行を考えています。

 

よろしくお願いいたします。

 

小野寺動物病院 小野寺史也

 

 

 

 

 

 

ブログ・トピックス・ピックアップトピックスについて

2017年8月31日

多くの学生さんたちが憂鬱な気持ちでいることでしょう、8月31日の夜です。

こんばんは、小野寺動物病院院長の小野寺です。

 

いつの間にか作成した「トピックス」「ピックアップトピックス」についてご説明します。

 

そのうちにページ内に別枠として説明するつもりですがまぁ間に合わせというものです。ご了承下さい。

 

●ブログは僕が本ホームページ内のブログに掲載した全項目が載っています。お暇がありましたら覗いてみてください。

●「トピックス」はブログ内で動物との日常生活や過ごし方について書いてある項目の抜粋です。

●「ピックアップトピックス」は病院の考え方や指導の核について書いてある項目の抜粋です。

 

このため、「トピックス」と「ピックアップトピックス」は重複していません。

 

全ブログを確認するためにはブログで全てなのですが、ブログ内での重要な情報=「トピックス」+「ピックアップトピックス」となっております。

 

効率よくエッセンスを確認したい方には「トピックス」と「ピックアップトピックス」をご確認いただくことがおすすめです。

また、本ブログのみ例外として「ブログ」「トピックス」に当てはまるようにしています。

 

ピックアップトピックスの5つが、僕が皆さんに広めたい動物のためになることです。

 

よろしくお願いいたします。

 

小野寺動物病院 小野寺史也

 

診察予約についての院長独り言

2017年8月21日

お盆も過ぎ、半袖にもう一枚必要な時期になってまいりました。

今年は夏らしい、うだるような日が少なかったなぁ…と自分勝手な感想を感じる院長の小野寺です。こんばんは。

 

朝起きて朝食を摂り、午前の診察・手術をして昼食を摂り、午後の診察をして夕食を摂る。その後出かける生活をしている僕には、

そういえばそもそも外気温を感じる機会自体がないのでした。

まるでもやしか白アスパラですね(笑)

 

当院にて受診された飼主様はご存知かと思いますが当院は「半予約制」を導入しています。

開院当初の半予約制導入前はすごく混んでしまってお待たせする時間が非常に長い上、症状の重い動物に十分な時間がかけにくい状態になってしまっていました。

現在採用している半予約制は1件1枠30分を基本として診察していく方法です。

 

診察内容は全科診療ですので多岐にわたり、同様に診察時間も様々です。

例えば外耳炎治療の初期では15分位、外耳炎治療の観察基には5-10分位、血液検査による経過観察では5分位、

体調が悪く詳細な検査が必要な場合は30-60分位…といった感じです。

 

予約を最初にお入れいただくのは基本的に病態が安定している経過観察か、外耳炎の継続治療の動物が多いです。

次回の様子が予想しやすく、1-8週前に予約をお入れいただいています。

 

ですので当日に体調が悪い事に気づき、当院にご連絡いただいた際に「予約枠の空きがない」とお答えした場合でも、

診察治療の対応は可能な場合が多くあります。

もちろんそういった飼主様がたくさんいらした場合には、結局長くお待たせしてしまうことになってしまうのですが・・・。

 

結局、「当院での最も早い治療をご希望される場合には、すみやかにご来院いただき受付処理を済ませること」という最も単純なことに行き着いてしまいます。受診動物の重症度を事前に測れない全科診療のジレンマですね…。

 

それでも午前にいらっしゃた場合には午前中に、午後にいらっしゃった場合には午後の間に必ず診察をさせていただきます。

お時間がない場合には検査入院も可能です。

 

ちなみに診察開始時間の9時半と15時半にご予約いただいた場合には必ずその時間に診察を始めさせていただきますが、

以降の診察の順番は動物の病気の重症度などにより前後する場合があります。

9時半と15時半はお得な予約枠だなぁと思います。

 

極力お待たせせずに、それでもしっかりと診察していきたいと考えております。

何分1馬力(獣医師が一人という意味、ただし20時間ぐらいは病院にいます)なのでご理解いただけると幸いです。

 

初めて当院を来院される飼主様には、極力ご予約をお願いしております。

病状、症状の経過の説明もそこそこに検査・診察に入らざるをえない状況がありえてしまうからです。

動物への十分な診察・飼主様への十分な説明の時間が取れない事は当方も全く望むところではありませんので,是非ゆとりあるご予約をお願い致します。

 

もちろん各種ご事情によって直接ご来院いただいても全力で診察させていただきますが!

 

よろしくお願いいたします。

 

小野寺動物病院 院長 小野寺史也